波照間島とは
波照間島(はてるまじま)とは沖縄にある日本最南端の有人島で、石垣島から1時間〜1時間半でアクセスできます。
八重山諸島に位置し、人口はたったの約500人の小さな島になっています。
「ハテルマブルー」と呼ばれるターコイズの透き通った海、どこまでも広がる空、満天の星空が魅力です。
コンビニや、バス/タクシーなどの交通機関もなければ、街灯もほぼなく、那覇や石垣島、宮古島など、 リゾート化されつつある島とはまた違ったほぼ手付かずの自然を味わうことができます。
おすすめの観光スポット・フォトスポット
ニシ浜
波照間島のメインビーチで、唯一泳げるビーチのニシ浜。
ニシ浜の名前の由来は、沖縄の方言で北を「ニシ」と呼ぶことから来ているそう。
日本のベストビーチや世界のベストビーチにも上位に選ばれているほどですが、売店など何もなくプライベートビーチ感が味わえます。
魚やウミガメもたくさんいるのでシュノーケリングが楽しめます。風が弱い日はSUPも!
とても美しくて様々なアクティビティが楽しめるニシ浜ですが、監視員もいなく、水難事故も度々起きています。
安全な場所は、横は岩場からペンションがある辺りまでと、奥はリーフまで。ここから外れてしまい死亡している人もいるのでくれぐれもその点には気をつけてください!
ぺー浜
ニシ浜と隣り合ったビーチ、ぺー浜。
ぺー浜の名前の由来は、南を「ぺー」と呼ぶことから来ているそう。
ニシ浜から繋がっているので、そのまま歩いてもアクセスできますが、距離は結構あります。
集落からは獣道のような道を進んで行くとたどり着くことができます。獣道の先に、ほぼ人のいないこの綺麗な海が広がっているのが素敵です。
遊泳禁止。
ペムチ浜
出典:https://blog.goo.ne.jp/diveblueheaven2/e/7100e38ab5b24c503c44b147658ae660
波照間島の南側にあるビーチ、ペムチ浜。
ペムチ浜の名前の由来は、「ぺー(南)」「ムチ(向き)」から来ているそう。
波照間島が日本最南端の有人島で、その中のこのペムチ浜が日本最南端の名前が付いているビーチになっています。
ペムチ浜もアクセスは獣道のような道からになっています。入口の目印は「保全区域」の看板のみ。
遊泳禁止。
ウラピナ(ナリサ浜/サンゴの浜)
サンゴのみでできたウラピナ(ナリサ浜/サンゴの浜)。
人魚が休憩に来ていそうな秘密のスポットのような雰囲気です。とても小さな浜なので、2グループ以上入ったら満員になってしまうほどです。
こちらも入り口は看板や表記がなく、獣道も一番細々としてるので本当に浜に出れるのかと不安になる道のりですが、その先にこの景色が待っているのが素敵!
遊泳禁止。
ブドゥマリ浜
ぶりぶち公園の近くにあるビーチ、ブドゥマリ浜。もともとは船着場だったそう。
木や大きな岩に囲まれているので、影の下で一休みしながら海を眺めるのにぴったりなスポットになっています。
こちらも獣道のような道からのみのアクセスになります。
遊泳禁止。
サコダ浜
波照間漁港ターミナルの隣にあるビーチ、サコダ浜。
岩場がゴツゴツした小さなビーチになっています。道路から出ている段差を降りるとすぐに岩場に出れるため、アクセスしやすいです。
遊泳禁止。
浜シタン群落
ペー浜と毛崎の間の浜、浜シタン群落。
浜シタンとは木の名前で、ここに生えている浜シタンの中には樹齢数百年にもなるものもあり、竹富町指定の天然記念物にもなっています。これほど浜シタンが自生している場所は今では珍しいそう。
木陰もあり、水も綺麗なのでこちらもゆったり過ごすのにおすすめの浜です。
遊泳禁止。
毛崎
浜シタン群落とウラピナの間にある浜、毛崎。
岩と木々に囲まれた小さな浜になっています。
こちらも獣道のような道からアクセスできます。
遊泳禁止。
波照間港防波堤(テトラポット)
波照間港旅客ターミナルの隣にある波照間港防波堤(テトラポット)は絶好のフォトスポットになっています。
テトラポットの横を歩いて奥に進むとターコイズブルーに輝くリーフの近くまで行けるので、最高の写真が収められます。
風が強い日はテトラポットの上にいるのが危険&海が濁るので、行く時は風が弱い日に!
日本最南端の碑
ニシ浜の真反対にある高那崎に建てられており、記念撮影スポットになっています。
沖縄の本土復帰前の1972年に、波照間島を訪れた学生が自費で作ったと言われているそう。
最南端の碑へと続く遊歩道「蛇の道」は日本の各県から集めた石で2匹の蛇が絡み合うようにできており、もう二度と戦争によって内地と離れ離れにならないように、との思いが込められています。
すぐ近くには戦後50年を記念して建てられた「日本最南端平和の碑」もあり、こちらも(むしろこちらの方が)記念撮影スポットになっています。碑の向こうは断崖絶壁になっており、ニシ浜とは違った荒々しい海を見ることができます。
夜になると満点の星空が綺麗に見え、星空観測ツアーでも訪れるスポットになっています。
下田原城跡
下田原城(しもだばるじょう)は、琉球王国統一の歴史を示す重要な遺跡で、戦災の影響受けず良好な状態であることから、国の史跡に指定されています。
現在はぶりぶち公園と呼ばれ、標石とベンチが配置されていますが、整備などはされておらず自然に侵食されています。
ぶりぶちの名前の由来は、波照間の方言で"城跡"、"はじまり"を意味することから来ているそう。
いつ誰によって建てられたものなのかは不明ですが、15~16世紀の中国製の青磁のかけらが出土していることから、そのあたりの時代に建てられたものと推測されています。
コート盛
琉球王朝時代に作られた遠見台、コート盛。
サンゴの石で高さ4mほどで積み上げられてできており、かつて不審船など異常があった際にのろし(火や煙)を上げて知らせる役割を果たしていました。
上からは水平線やサトウキビ畑、遠くには西表島が見渡せます。
星空観測タワー
開閉式の天体ドーム、星空観測タワー。
200mmの屈折式望遠鏡とプラネタリウムが設置されていますが、現在は休止中です。(2020年11月現在)
中には入れませんが、周りには街灯も家もないため、星空を見る場所として絶好なスポットなのは変わりありません。ぜひ付近で星空観測してみてください!
波照間島灯台
出典:https://ishigaki-tours.com/column/hateruma-island_20181120
波照間島の中心あたりにある灯台、波照間島灯台。
通常海沿いに置かれていることが多い灯台ですが、波照間島の灯台は内陸の小高い丘にあり、集落を見守るかのようにひっそりと建っています。中には入れませんが、波照間島で自分の位置を確認する目印としても役立ちます。
イナサヒ
琉球王朝時代の年貢の集積所として使われていたイナサヒ。
現在は航海安全と豊漁、豊作を祈願する節祭の際に使われているそう。
波照間漁港ターミナルの近くの道路添いにあります。
おすすめのアクティビティ
シュノーケリング
波照間島では浅瀬でもウミガメや魚を見ることができます。さらに少し奥のリーフまで行くと、まるで水族館のように様々な海の生物と出会えます。
こんなに綺麗な海でたくさんの海の生物が見れるので、波照間島でのシュノーケリングはとてもおすすめ。
シュノーケリングセットを持っている方は持参し、持っていない方はぜひレンタルするべき!レンタルの方は「レンタルショップクマノミ」で借りることができます。
■詳細情報
- 名称:レンタルショップ クマノミ
- 住所:〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町字波照間730
- 営業時間:7時30分~18時00分 (変動の可能性あり)
- 電話番号:09082902823
星空観測ツアー
星空観測ツアーは、星がよく見えるスポットにて星座や宇宙についての解説や、写真撮影をしてもらえるツアーです。
今は閉鎖されている「星空観測タワー」の元館長の方が行なっているツアーなので、星や宇宙について詳しく学ぶことができます。宿泊しているホテルへの送迎もしてくれるので、行き帰りも心配なし。
せっかく日本一星空が見える島に来ているので、ぜひおすすめしたいツアーです!
■詳細情報
- 名称:星空ナビゲーション 南十字
- ツアーの時間:20:00~22:00
- 電話番号:09037963731(受付時間9:00~15:00)
- 料金:¥3,000~
- 公式サイトURL:http://minamijyuuji.com/
SUP
ニシ浜は波があまりないので、風があまりない日SUP(サップ)をするのにぴったりです!
ただし、波照間島ではSUPのレンタルをしているところが調べたところなさそうなので、SUPをやりたい方は自分のを持って行くか、石垣島などでレンタルになります。
おすすめのホテル
ペンション最南端
ニシ浜の目の前にあるペンション。
小さな丘を下ればもうニシ浜という絶好のロケーションで、全室オーシャンビューになっています。部屋からだけでなく、屋上から一望できるニシ浜もまた絶景です。
行きも帰りも高速船の時間に合わせて送迎があり、自転車も借りれるので、滞在中の移動は一切不自由ないです。
洋室と和室があり、一泊2食付き。バス・トイレ付き。一泊9,000円。
https://pensionsainantan.wixsite.com/hateruma
はこな旅館
出典:Google Map
あやふふぁみやパーラーみんぴかの近くの旅館。
2013年オープンなので比較的新しめの宿です。お部屋は3部屋だけなので、早めの予約を。
全室和室で朝食付き。バス・トイレ付き。一泊1名1室13,000円、2~3名1室8,000円(1名あたり)、4名1室7,500円(1名あたり)。
ホテルオーシャンズ
出典:Google Map
波照間唯一のミニホテル。
波照間島の宿は民宿が多いため、アットホームよりもプライベート重視の方はここがおすすめ。屋上からは満点の星空が眺められます。
洋室と和室があり、朝食付き。バス・トイレ付き。一泊7,000円。
https://hotel-oceans.businesscatalyst.com/index.html
うるま家
郵便局や波照間酒造所の近くにある民宿。
ニシ浜までは少し歩きますが、自転車やバイクがあるなら問題なし。沖縄ならではのゆんたく(宿泊者同士でのだんらん/飲み会)が開催されることも。
全室和室で一泊2食付き。バス・トイレは共有。一泊5,500円~。
いしの荘
ダイビングショップ併設の民宿。
こちらも郵便局や波照間酒造所の近くにあるので、自転車やバイクがあるなら問題なし。快適に泊まれると評判です。
バス・トイレ付き。素泊まり一泊4,500円、朝食付き6,000円、朝食&夕食付き7,000円。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ishino/serviceindex5.html
おすすめのレストラン
あやふふぁみ
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ランチ時に営業している食堂、あやふふぁみ。
カレーライスやタコライス、ラフテー定食、スーチカ(塩豚)定食などが味わえます。
島産の食材や自家栽培のスパイスなどこだわりを持って作られています。草木染め雑貨ショップも併設されています。[¥¥〜¥¥¥]
パーラーみんぴか
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オープンカフェのかき氷屋さん、パーラーみんぴか。
席によってはニシ浜を眺めながらかき氷を楽しむことができます。外の暑さを冷ますのにぴったりな休憩スポットです!
一番人気は波照間島で作られた黒蜜、練乳、きな粉がかかった「黒みつスペシャル」。その他にもイチゴ、マンゴー、シークワーサーなどのフレーバーや、かき氷だけでなくカレーライスやドリンクもあります。
一番人気なだけあり「黒みつスペシャル」はとても美味しかったです。暑くて倒れそうな7月に島を探検した後のかき氷は神でした。[¥¥〜¥¥¥]
Kukuru Cafe
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古民家をおしゃれに改造したようなオープンカフェ、Kukuru Cafe。
お肉の代わりに島豆腐を使った「島豆腐玄米ベジタコライス」や「島豆腐玄米ベジカレー」、「島豆腐のガトーショコラ」や「おからとバナナのパウンドケーキ」、「島豆腐のチーズ風ケーキ」など、ビーガン/ベジタリアンにも対応しています。
ドリンクメニューも豊富で、コーヒーやラテから、フルーツジュースやソイスムージー、ビールやカクテルまで揃っています。
私のおすすめは「島豆腐玄米ベジタコライス」と「パッションハイビスカススムージー」と「アサイージュース」。[¥¥〜¥¥¥]
居酒屋あがん
島で数少ない居酒屋の一つ、居酒屋あがん。
八重山そばやゴーヤチャンプルーなど沖縄料理とお酒が楽しめます。波照間島でしか生産されていない幻のお酒「泡波」も味わえるのでお酒好きの方は必見です!
波照間島で夜に食事ができる場所は少なく、観光客だけでなく島の人も集まり混み合うことが多いため、予約するのがおすすめ。[¥¥〜¥¥¥]
たおや
昼間は定食屋、夜は居酒屋になる食事処、たおや。
ランチは定食か麺から選べます。定食はポーク玉子、生姜焼き、トーフチャンプルや唐揚げ。麺は八重山蕎麦、ソーキ蕎麦、スタミナ蕎麦などがあります。
波照間島では貴重な昼も夜も営業しているお店です。
おすすめのショッピングスポット
モンパの木
オリジナルの波照間島Tシャツや雑貨、海にぴったりなワンピースやパンツ、アクセサリーなどが売っています。お土産探しにもおすすめ。
お店自体が手作り感があり、周りに生えている木も貝や石でデコレーションしてあり、南国ムードでお店を覗くだけでも癒されるので、ぜひ立ち寄ってみてください✽
■住所
〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町波照間464-1
泡波酒店
出典:https://es.foursquare.com/v/%E6%B3%A1%E6%B3%A2%E9%85%92%E5%BA%97/598fd0b6a6fe4d3b693eff77
波照間島でしか生産されていない幻のお酒「泡波」が格安で買える酒造所直営店舗。
ハイシーズン時は売り切れだったり、二合瓶以上は1人1本などの販売制限があることも。
お酒以外にも泡波オリジナルTシャツやグッズも購入できます。
■住所
〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町字波照間174
波照間島への行き方
波照間島までの行き方は、石垣島から高速船でのアクセスになります。
波照間島には空港がありますが、現在飛行機は飛んでおらず機能していません。
高速船は一日に3便あり、1・3便だと約90分、2便だと約60分で到着します。
もちろんおすすめは早く到着する2便(11:45発)なのですが、その理由は早いだけでなく揺れが少ないからです。1・3便は揺れが激しいので船酔いになる人が多く、島の人には「ゲロ船」とも言われているほど船酔いになる人が多いのです、、
私もそれを聞いていたので2便で行く予定だったのですが、風の影響で2便の出航が未定だったため仕方なく1便で行き、まんまと船酔いになりました。
このように風や波によって欠航になることもしばしばあるのでスケジュールには余裕を持ちましょう!
高速船のチケットの取り方
石垣島と波照間を結ぶ高速船は「安栄観光」が運営しています。
チケットの取り方は、ネットで予約をしてから 石垣島の「離島ターミナル」の窓口で料金を支払う、または、直接窓口でチケットを買うことができます。
欠航になった場合は、違う時間帯の便に変更することもできるので、前日/当日にホームページで出航スケジュールを確認しましょう!
波照間島の最適な滞在日数は?
波照間島は小さいので見どころは日数的には2日で周り切れます。日帰りでも島内を一周できることはできます。
ただし!以下の理由から余裕を持った日数を確保することをおすすめします。
- まず石垣島から波照間島に向かうのに高速船が出航するかしないかその日にならないと分からない
- 特に夏は暑すぎるので一日中外にいるのはきついため、一気に見どころを回れない
- 天気が悪いと真の海の綺麗さが味わえない&綺麗な夕日と星空が見れない
- 風が強いと一番綺麗な奥のリーフまでシュノーケリングしに行くのが危険
この理由から日数は余裕があればあるだけ良いのですが、最低3泊4日はあった方が良いと思います!
また、日数を長めに確保して波照間島に飽きてしまったら、近くの西表島行ったりする手もあります。なので、そうなりそうな方は石垣島から波照間島までの往復チケットではなく、片道チケットを買ったらいいかもしれません!
私が行った時は天候に恵まれていたので、5日間で満足できました。なので、西表島行こうかなと思ったのですが、西表島は1日、2日で周り切れそうになかったのでまた次回にすることにして、結局波照間島に6泊7日しました!
モデルプラン
1日目
2日目
3日目
4日目
波照間島内の交通手段
島内にはバスやタクシーなどの交通機関がありません。
宿によっては自転車のレンタルがありますが、ない場合は以下のお店でレンタルすることができます。
- レンタサイクル ねも自転車
- レンタルショップ クマノミ
島内は坂が結構多いので、レンタルバイクもおすすめです。レンタルバイクは以下のお店で借りることができます。
- 波照間島オーシャンズ
- レンタルショップ クマノミ
- 波照間島 西浜荘
波照間島のベストシーズンは?気候・天気は?
波照間島の気候は、年間平均気温は約24度と温暖な気候になっています。冬でも低くて16度、高くて22度と暖かいです。
私が行った7月はとても暑く、海に入っている間はいいのですが、外の探索は3時間以上はぶっ続けでできないほどで、2・3時間外に出たら部屋やご飯屋さんで休んでまた外に出るを繰り返していました。なので、夏に行く場合は熱中症にならないよう水分補給と涼しい場所で定期的に休憩するようにしてください!
おすすめは、既に暖かく、台風シーズンの前で、沖縄本島よりも南の島のみで見れる「南十字星」も見れる4月~6月。
7月~10月にかけては台風が直撃することもあり、高速船が欠航することも。台風が来なければ問題なく夏を楽しめるので、前々から天気の動きをチェックしましょう。11月以降は北風の影響で高速船の欠航率が高くなるので秋・冬に行く場合も注意。
POINT
既に暖かく、台風が来る前で、南十字星も見れる4月~6月がベストシーズン
波照間島で必要な持ち物
- 帽子、サングラス、日焼け止めなど紫外線対策グッズ
- 水筒
- ラッシュガード、海用レギンス、マリンシューズやフィン
- シュノーケルセット
- シャンプー、タオル、歯ブラシなどのアメニティ(小さな民宿に泊まる場合)
波照間島は売店や自動販売機が少ないので、滞在中は大きい水を買って水筒で持ち運ぶのがベストだと思いました。
砂浜から海の中までサンゴがたくさんで足や手を切ったりする、+危険な海の生物も潜んでいるため、 ラッシュガードや海用レギンス、マリンシューズやフィンはあった方が絶対に安心です。
また、小さな民宿などではアメニティが用意されていない場合もあるので、ない場合はシャンプー、タオル、歯ブラシなどを忘れないように!
波照間島での注意事項
高速船の欠航に注意
波照間島への行き方でも触れましたが、風や波の影響で船が欠航することがしばしばあるので、つめつめのスケジュールではなくゆったり余裕を持った日程を組みましょう。
前日/当日は安永観光のホームページで出航スケジュールを確認しましょう!
船酔いに注意
こちらも先ほど触れましたが、高速船は揺れが激しいので揺れが少ない2便がおすすめです。
1・3便で行く場合は、揺れが少ない後ろの方の席に座るのがおすすめ。船酔いになっても1時間くらい休めば回復するのでゆっくり休みましょう。
島内は交通機関がない
上記でも書いたように島内にはバスやタクシーなどの交通機関がありません。レンタルサイクル/バイクを借りるのがおすすめ。
島内にはコンビニやスーパーはない
島内にはコンビニやスーパー、薬局などはなく、ちょっとした売店のみになります。なので必要なものは家から持って行くか、石垣島で買っておきましょう。
お店の営業時間が短い
売店やご飯やさんなど営業時間が短いので注意!また、お昼休憩でやっていないなどもあるので、水分不足や餓死しないためにも、営業時間を確認したり部屋に少しストックしたりするのがおすすめ。
売店がやってなくても自動販売機があるので飲み物は買えるのですが、自動販売機の数も少ないので熱中症になったりしないように注意してください!
海以外では水着や裸に近い格好がNG
とても暑いので水着にショーパンなどで出歩きたくなるのですが、島内では水着や裸に近い格好が禁止されています。そのような格好で歩いていると島の人にびっくりされちゃいます。
波の満ち引き注意
海面の高さは、1日2回、満ちたり引いたりします。
高い状態のことを満潮、低い状態のことを干潮と呼び、毎日その時間帯は変わります。
この時間帯を把握して、ちょうどいい時間帯に入らないと水難事故につながり、最悪死に至るので大事なポイントです!
■海に入っていても安全なタイミング
- 満潮から干潮にほぼなった時
- 干潮
- 干潮から満潮になり始める時まで
■海に入ると危険なタイミング
- 満潮から干潮になっている最中
満潮から干潮になっている最中に遠くまで来てしまうと、波が岸に向かってではなく、沖に向かって来ます。そのため、岸に戻ろうとしても波が向かって来るので進めず辿り着かない&どんどん流されてしまいます。
海には危険生物も多数
こんなに綺麗な海ですが危険生物も多数います。
上の写真の生物を覚え、遭遇した場合はバタバタ慌てて逃げるのではなく、波を立てずに静かに逃げるようにしてください。
サンゴで体を切らないように注意
サンゴの破片は鋭いのですぐ皮膚が切れてしまいます。
特に子連れの方は浅瀬で遊ぶ際はサンゴの破片だらけなので注意。
ラッシュガードや海用レギンス、ソックスやフィンなどを着用することをおすすめします。
虫やヤモリは普通にたくさんいる
ほぼ手付かずの島なので、宿でも普通に虫やヤモリが出ます。これはもうしょうがない。耐える。
宿によってはアメニティが用意されていないことも
小さな民宿などでは歯ブラシやタオルなどのアメニティが用意されていない可能性もあるので、事前に確認するか自分の物を持っていくようにしましょう!
波照間島で役立つアプリ
Nautide
潮汐、太陽、月、波、風、天気、魚の活動具合、釣りのバロメーターなど、必要な情報がアプリ1つでチェックできます。波照間島で重要なポイントとなる満潮と干潮をグラフで見れ、正確な時刻まで確認できます。 太陽と月の入り沈みの時間帯も確認できるので、夕日や星を見る時に使えます。
<おすすめポイント>
- 潮汐、太陽、月、波、風、天気、魚の活動具合、釣りのバロメーターをアプリ1つでチェックできる
- 情報が詳細で、正確な時刻や数値までわかる
- 複数のエリアを登録できる
- 世界中で使用できる
星座表
星座アプリ。
スマホを空にかざすだけで目の前にある星座について詳しく教えてくれます。星座だけでなく、見えている星の名前や惑星なども調べることができます。
せっかく日本一星が来ているところに来ているので、このアプリを使って星を観察してみてはいかがでしょうか!
<おすすめポイント>
- スマホをかざすだけで星座、星の名前、惑星がわかる
- どんな角度でスマホを持っても正確なGPSと3D機能で対応
- カスタマイズ機能が充実しているので、知りたい星や惑星だけ表示できる
波照間島から周遊できるスポット
せっかくだから波照間島だけじゃなくて近くの場所も旅行したい!そんな方に波照間島から数時間で行けるスポットをご紹介します。
- 石垣島
- 竹富島
- 西表島
- 由布島
- 小浜島
- 宮古島
- 与那国島
- 黒島
- 鳩間島
- 那覇
石垣島から高速船で約10分で行ける竹富島は、波照間島の行きか帰りに寄るのにとてもおすすめ。あまり人の手がついていない沖縄の伝統的な風情を味わうことができます。とても小さい島なので2、3時間で周ることができ、気軽に行くことができます。
西表島は海だけでなく、波照間島にはない山と川を兼ね揃えているので、カヌーやカヤック、トレッキング、マングローブクルーズなど異なるアクティビティができるのが良いですね!西表島からは由布島まで水牛車で15分で行けちゃいます。